サステナビリティマネジメント

CSR最重要課題

当社グループは、CSR(企業の社会的責任)への取り組みを計画・推進するにあたり、2020年に「CSR最重要課題」を策定しました。CSR最重要課題ごとに目標を設定し、その到達に向けて取り組んでいます。

CSR最重要課題の目的

CSR最重要課題の選定について、CSRへの取り組みを行う上で経営資源の選択と集中、活動の効率化を目的に「インパクトが最も大きい本質的な部分から焦点をあてること」を考慮する必要があります。当社のCSRへの取り組みにはさまざまな項目があり、その中から7つの分野をCSR最重要課題と設定し、取り組みを進めています。また、グループ会社もそれぞれの事業形態や、国・地域事情に則した内容でテーマを決めて取り組んでいます。

当社グループのCSR最重要課題

CSR最重要課題の選定プロセスと経緯

CSR最重要課題は、当社グループの特色を反映し、以下の事項を踏まえて選定しました。

  • ①CSR最重要課題は経営層で決定されたものであること
  • ②CSR最重要課題は社会課題の大きさとその企業の課題の大きさとが重複したものであること

CSR最重要課題を通じてESG・SDGsに貢献

CSR最重要課題の取り組みは社会課題と共有されていることが必要です。当社グループのCSR最重要課題とESGおよびSDGsとの相関性について次の表にまとめました。
SDGsはひとつのターゲットでも大きな課題であり、当社グル-プの関連するターゲットに対して、当社としてできる範囲で取り組んでいます。

CSR(企業の社会的責任)」から
「サステナビリティ(持続可能性)」へ

当社グループでは、2020年からCSR最重要課題を設定し、CSR(企業の社会的責任)への取り組みを進めてきました。その中で、企業を取り巻く、社会・環境課題はますます多様化、深刻化しています。
当社グループでは、CSRに加えて持続的(サステナブル)な社会の実現のため、事業を通じて社会・環境課題の解決に貢献し続けると同時に、社会やステークホルダーへの価値提供を通じて、持続的な企業価値向上に取り組んでいきます。
当社グループでは、取り組みの方向性をより明確にするため、取り組みの名称を、2023年4月から、CSRからサステナビリティに変更し推進していくこととしました。

サステナビリティ方針、マテリアリティの検討について

当社グループでは、持続的な成長を続ける企業としてのあり方を「サステナビリティ経営」として捉え、これを推進するためのサステナビリティ課題を認識しています。
サステナビリティ課題の推進をより明確化するために、これまでの「CSR方針」と「CSR最重要課題とKPI」を改め、2023年度中にサステナビリティ委員会にて、「サステナビリティ方針」と「マテリアリティとKPI
」の策定を進めていきます。マテリアリティは、従来の企業の社会的責任を基盤とし、価値創造の具現化を目標として策定していきます。
また、これらの取り組みの進捗状況について、ステークホルダーの皆様への継続的な開示を行っていきます。