体制と取り組み
技術開発を基軸とした経営
メーカーである当社にとって必要不可欠な技術開発力。その維持、向上のため、従業員の3割以上を技術員とし、研究開発費の対売上高費比率は10%を目標としています。
部門を越えた技術共有
組織としては各事業部に所属する技術部門を一つの研究開発拠点に集約させることで、各部門の技術が共有され、創造的な技術開発を促進しています。
個々の技術員による日常的な交流に加え、拠点全体で行われる技術交流会が、定期的に開催されています。
お客様とのやり取りで磨かれる技術開発力
当社製品の大半は、お客様とのやり取りを通じて開発されるオーダーメイド品です。従来製品では対応できない要求性能も、お客様とともに開発することで実現し、その過程において、当社の技術開発力も磨かれています。
拠点と設備
鷲宮事業所 開発研究所
当社技術開発の中枢を担う開発研究所では、特性が異なる多くの製品を扱うため、実験エリアを製品群毎に分けることで機能的な開発を行っています。同時に、事務所エリアを共通化することで、さまざまな情報の共有化も図っています。
評価・分析関連設備
表面観察
熱特性分析
組成分析
ディスペンス性評価
塗膜性能評価
塗膜耐候性評価
化学物質管理
当社は化学物質を扱う企業として、その社会的責任を果たすため、開発段階から安全性と品質の確保に努めています。
藤倉化成化学物質データベース(FCDB)は、化学物質についての情報を一元管理するための独自システムで、国内外の関係法令や規制も含め、管理・運用されています。